毛根 死ぬ

毛根って聞くけど実際にはなんのことか分からない。そんなあなたに毛根が何なのかまたどうして毛が抜けてしまうのかをお伝えします。

毛根 死ぬ > そもそも毛根って?どういうメカニズムなの?

毛根って聞くけど実際にはなんのことか分からない。そんなあなたに毛根が何なのかまたどうして毛が抜けてしまうのかをお伝えします。

毛根ってそもそも何?実は日々死んでいる

よく「毛根が死ぬ」と生えてこないと聞きますが、実はほとんどの人が毛根の死は経験しています。
「ほとんど」というのは乳幼児を除いているからです。成人になっていればすべての人の毛根が日々生まれて死んでを繰り返しているものなのです。

髪がどのような仕組みで作られるのかを説明しますと髪の毛が作られるための指令を出しているのは「毛乳頭」という毛細血管の上にあるものです。
この毛乳頭が髪を作れ!という指令を出すとここで「毛根」が作られ、その中に毛の元となる「毛球」ができ、そこから徐々に髪の毛が作られていくんです。
なので「毛根が死ぬと髪は生えてこない」というはただしくなくて「毛母細胞が死ぬと髪は生えてこない」というのが正しいのです。
そしてこの毛根が作られてから死ぬまでには数年間のサイクルがあり、それを毛周期と呼びます。

毛が生える周期、毛周期とは

新しい毛が生まれて、死んで、そしてまたは得ていくサイクルを「毛周期」といいます。
人によって微妙に期間はことなりますが、男性で3~5年、女性で4~6年というのが一般的です。
髪が生える一番最初の段階が成長期で、この時期は毛乳頭が髪を生やす指令をだして毛根が作られ毛が生えていきます。
最初は産毛で細いですが、徐々に太く長く成長していきます。この成長期は髪のヘアサイクルの中で一番長い期間となります。
目に見えている髪の90%ほどはこの成長期の髪です。

次に来るのが「退行期」です。これは毛の成長が止まり、毛球も小さくなっていきます。
また徐々に毛根が頭皮の表皮側に近づいていって抜ける準備をします。(抜ける準備って嫌ですね)
この退行期をの期間は最も短く、2~3週間ほどです。

最後の期間が「休止期」です。この時は毛が抜けるのを待つだけの状態。髪が単純に頭皮に刺さっているだけの状態です。
期間としては2~4ヶ月ほどあり、この感に自然に抜けます。
そしてこの休止期が終わるのとほぼ同時に毛穴の奥深くでは新し毛をつくる準備がされており、新たな毛根・毛球が作り出されます。

毛が抜けるのは毛周期が崩れるから

毛が抜けてしまう原因としては、上で説明した毛周期が崩れてしまうからです。
男性の薄毛の9割を占めるAGA(男性型脱毛症)では男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びつくことにより
ジヒドロテストステロンという脱毛を促すホルモンになります。
このジヒドロテストステロンがどのように脱毛を促すかというと、毛をつくる指令をだしている毛乳頭に「成長するな!」という指令をだしてしまうからなんです。
そのため、本来は毛が成長するはずの期間が短くなってしまい、毛が成長しきらず、まだ短く細い内に毛が抜けてしまうのです。

AGAかどうかのチェック方法の1つとして抜け毛の形状をチェックする方法がありますが
そこで毛が短く細いものが多いと「まだ成長しない内に抜けてしまった」ということでAGAの疑いが大きいのです。

これは女性においても同様です。
男性の場合は、ジヒドロテストステロンが前髪などの生え際や頭頂部に多く発生してしまうのでそのあたりからハゲてきますが
女性の場合は、女性ホルモンが少なくなってきてしまうことが影響して特定の部位ではなく頭全体的に薄くなってきてしまうのです。